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戦国時代の平均寿命

 「戦国時代の平均寿命が知りたい。人間五十年と言われた時代であり,現代の平均寿命と大分異なると思うのだが。」という質問がありました。
 「日本人」「寿命」「人口学」といった言葉をキーワードにして蔵書検索を行い,『日本人の事典』を調べたところ,「日本人の寿命」の項目に「古代人の寿命は発掘された人骨の観察,埋葬記録,寺の過去帳などによって求められる」という記述があり,日本の公卿や歴代天皇の死亡年齢の表が掲載されていました。また,「平均寿命の算出には乳幼児死亡の正確な把握が必要であり」という記述があり,平均寿命を計算することが困難であるということが分かりました。
 さらに『寿命:どこまで伸びる?』や『日本人の寿命:世界最長寿国の光と影』,『日本二千年の人口史』を調べると,出土人骨を元に算出した室町時代の性別死亡年齢や,室町時代の平均余命,江戸時代の宗門人別改帳による平均余命が掲載されていましたが,戦国時代の数字は掲載されていませんでした。
 戦国時代の平均寿命が書かれた資料は見付かりませんでしたが,質問された利用者の方には,これらの資料を参考に紹介しました。


 このレファレンス事例は,国立国会図書館レファレンス協同データベースで詳しく紹介しています。
 http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000195644