職員からのお薦め本(11月11日)

〇タイトル：『科学のミカタ』

〇著　　者：元村有希子／著

〇内　 容： 科学と聞くと少し身構えてしまう，そのような経験はないでしょうか。この本は『枕草子』の章立てにならって，科学にまつわる様々な話題が，より身近に感じられるように，エッセイ風に書かれています。千年前から不思議なことはあり，人々が疑問を持ち，探求してきたからこそ，今があることがわかります。
　この本で取り上げられる話題は多岐に渡り，宇宙開発や環境問題，災害,AI，病気についても書かれています。
　科学の発展には常に両側面があり，課題もあります。しかし科学とは本来，よりよく未来を生きるためのものであるということを，次第に理解できます。
　科学のおかげで寿命の延びた人類が，未来をどのように生きていくのか。少し肩の力を抜いて，この本を読んでみると，自分が地球の一員であることに，安心できるような気がします。

請求記号：【404/118ﾓ】

資料課　前田