職員からのお薦め本(7月8日) 2020年7月8日 最終更新日時 : 2020年7月8日 kmsi 職員からのお薦め本 〇タイトル:『石牟礼道子:日本文学全集24』〇著 者:石牟礼 道子/著 〇内 容: 2018年に亡くなった石牟礼道子は,水俣病に苦しめられた,社会的に弱者とされる人々に寄りそった代表作『苦海浄土』のほかにも多くの作品を書きました。この本にはその中から15の作品が掲載されています。『椿の海の記』には,石牟礼道子を培った幼少期からの記憶や出来事が描かれています。他にも『水はみどろの宮』や『タデ子の記』など石牟礼道子を知る上で重要な作品があります。そこからは,昔からの丁寧な暮らしを変えずに日々を過ごし,自然への感謝を忘れない人々の精神の強さを讃える気持ちが感じられます。自らの感受性を豊かにして生きることが何よりも大切なことであると教えてくれる作品群です。 〇請求記号:【918/114イ/24】 資料課 前田 子供・青少年向けお薦め本 子供・青少年向けお薦め本はこちら