オススメ本『チェルノブイリの祈り:未来の物語』(第433回)

〇タイトル:チェルノブイリの祈り:未来の物語

〇著者:スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ 訳/松本 妙子

〇出版者:岩波書店 2021(令和3)年

 

○内容 

 「彼らは死んでいきますが、だれも彼らの話を真剣に聞いた人はいない」

 チェルノブイリ。そこに現実に暮らし、想像を超えた事故に直面したひとりひとりに、かけがえのない命と心がありました。

 純粋で素朴な日々の営みを奪われた彼らの痛みを、我がこととして受け止めることが祈りとなり、地球の未来を考える想像力になっていきます。

 

 

請求記号 【986/121ア】

(資料課 前田(友))