平成30年春に廃止が予定されている三江線は,三次市(広島県)と江津市(島根県)を結ぶローカル線です。
今回は,三江線の魅力を伝える資料を紹介します。
[新着案内]
『三江線BOOK:乗るだけじゃない!ローカルガイドブック』三江線沿線魅力化プロジェクト/編著 ハーベスト出版 2016【H291/サンコ116ア】
江の川でカヌーをしたり,神楽を楽しんだり,ご当地グルメを味わったり。そこでしか体験できない三江線ならではの楽しみ方を提案したガイドブック。
『三江線写真集:三江線の日常が見えてくる』今井印刷 2016【H68/サンコ116ア】
中国山地を貫く江の川に沿って走る三江線。四季折々に変化する沿線の豊かな自然と人々の日常を記録した写真集。
広島県内を走っていた懐かしいローカル線に関する資料があります。
[他にも…]
『タイムスリップ・レール…オノテツ:尾道鉄道データファイル』Public editors/編集 尾道学研究会 2011【H68.42/オノミ111ア】
大正14(1925)年に開通し,昭和39(1964)年に廃線となった尾道鉄道。その歴史をたどりながら,運転士の制服や制帽,乗車券など往時を偲ぶ貴重な写真や,開業時からの車両のデータなどを掲載している。
『両備軽鉄便覧』[奥條箕園/編] 葦陽文化研究会/編集 児島書店 2015(開通101周年記念復刻 二葉舎 大正3年刊の復刻)【H68.5/オクキ115ア】
大正3(1914)年当時の鉄道案内や時刻表のほか,沿線の名所をモノクロ写真で紹介している。当時の商店や会社の広告も,今では味わい深い。
『鞆鉄道』湯口徹/著 ネコ・パブリッシング 2015【H68.5/ユクト115ア】
鞆と山陽鉄道福山駅を結ぶ鞆(軽便)鉄道が開業したのが,大正2(1913)年。当時の写真や車両の図面などが豊富に掲載されており,廃線となる昭和29(1954)年までの約40年の鉄路の跡が伺える。
※【 】は,広島県立図書館の請求記号です。