“まちづくり”の本

広島県内各地で取り組まれている“まちづくり”に関する本を御紹介します。

[新着資料]

『都市を編集する川:広島・太田川のまちづくり』
中村良夫/企画・構想,北村 眞一/[ほか]著,溪水社,2019【H517/ナカヨ119ア】
豊かな川に囲まれ,昔から人々の生活に川が深くかかわってきた広島。その
歴史を背景に提唱された「水都ひろしま」を具現化するために,太田川の河岸
に石造りのテラスを設置する等,都市デザインに水辺の風景を取り込む試みを
記録した本です。

[こちらも…]

『<鞆の浦>の歴史保存とまちづくり:環境と記憶のローカル・ポリティクス』
森久聡/著,新曜社,2016【H291.5/モリサ116ア】
福山の鞆の浦をめぐる「鞆港保存問題」について,現地調査を重ね,地域的伝統と人々の結びつきという視点により考察しています。
資料編として,参考文献と鞆の浦及び鞆港保存問題に関する詳細な年表が収録されています。

『庭園の島:21世紀日本のまちづくりモデル ガーデンアイランド下蒲刈』
進士五十八, 竹内弘之/監修, 進士五十八/文, 上田 頴人/写真,マルモ出版,2003【H60.33/シンイ103ア】
瀬戸内の「多島美風景」が広がる下蒲刈島。江戸時代には朝鮮通信使の逗留地に選ばれ,饗応で使節団をもてなしました。このように自然・歴史・文化の三拍子が揃った島を,ひとつの庭園のように創り上げる,旧下蒲刈町の「ガーデンアイランド構想」を実現させた官民協働の過程がまとめられています。

『現代地方都市の構造再編と住民生活:広島県呉市と庄原市を事例として』
西村雄郎/[ほか]編,ハーベスト社,2017【H361/ニシタ117ア】
広島県内の工業都市である呉市と農業都市である庄原市。新たな地域づくりの方向性を検討することを目的に,それぞれの市が抱える課題を自治体や関係機関からの聞き取りと住民調査等によって明らかにしています。

※【 】は,広島県立図書館の請求記号です。