職員からのお薦め本(7月22日)

職員からのお薦め本

〇タイトル:『新怖い絵
〇著  者: 中野京子/著
〇出 版 者: KADOKAWA 2016(平成28年)      
〇内  容:
 この本では古今の西洋の絵画を鑑賞できるだけでなくその絵の歴史,文化的背景や作者の思惑等を解説し,その作品の持つ「怖さ」について書いています。
 紹介される絵にはミレー作『落穂拾い』等,一見怖くなさそうな作品もあります。しかし,本を読みすすめていくとその絵に隠された「怖さ」がわかり,ゾクっとすると同時に,作品の細部までじっくり見てみようという気持ちになります。
 ドローネー作『ローマのペスト』という作品では流行病のペストにかかり,衰弱し無気力にこちらを見る人や道に折り重なった死体等が描かれています。その絵の中央には勇ましげな天使と男性がいます。実はその天使は…。
 暑い季節がやってきました。納涼にいかがでしょうか。

請求記号: 【723/116ナ】         

事業課 中森

※ バックナンバーを御覧になりたいときは,右下の「1件」を「100件」に変更してください。


子供・青少年向けお薦め本

子供・青少年向けお薦め本はこちら