職員からのお薦め本(4月10日)

職員からのお薦め本

○タイトル:『新編日本古典文学全集 7 万葉集 2』
○著  者:小島憲之/[ほか]校注・訳
○出 版 者:小学館 1995(平成7)年
○内  容:4月1日に,新元号「令和」が発表されました。
 今回は,「令和」の典拠となった万葉集第5巻「梅花の歌三十二首」の序文「初春の令月、気淑(よ)く風和ぐ。」が載っている資料を御紹介します。

 「初春」は,お正月についての文章なのですが,桜の咲く今の時期にも重なるような,美しい春の光景が目に浮かぶ文章です。

 県立図書館には他にも,「梅花の歌三十二首」の序文が掲載された『新訓万葉集 上巻』や『セミナー万葉の歌人と作品 第4巻』など様々な資料があります。現代語訳や解説を読み比べてみるのも面白いかもしれません。
 また,新元号を「令和」と定めることが掲載された「官報」や,新元号についての新聞のコラムなど,関連情報を調べたり複写をすることもできます。興味のある方は,カウンター2レファレンス・サービス(調べる・相談する)窓口の担当職員に御相談ください。

請求記号:【918/94シ/7】
(調査情報課 妹尾)


子供・青少年向けお薦め本

子供・青少年向けお薦め本はこちら