職員からのお薦め本(1月5日)
○タイトル:『数学的な思考とは何か:数学嫌いと思っていた人に読んで欲しい本』
○著 者:長岡 亮介/著
○出 版 者:技術評論社 2020(令和2)年
○内 容:
著者は高校生の頃,友人と「交換日記の数学版」をすることで「数学をより深くできた時の感動を経験」してきたといいます。
「受験数学のノウハウ」ではなく,「数学を勉強するとはどういうことか」という視点で著者が今まで行った講演をもとに,数学だからといって特に身構える必要はなく,ごく日常的で現代の生活の基礎に数学があることや,数学を何のために学ぶのか,何を目指すのかといったことなどを平易な文章で書いています。
ページのあちらこちらに出てくる数式やグラフに多少ひるみつつ,理解できるところから時間をかけてゆっくり読み進めると,思いかけず前方に薄い明かりが見えてくる気がしました。
○請求記号:【410.4/120ナ】
(資料課 中原)