平成28年5月 自然や生きものに関する本

広島県は,北側には中国山地,南側には瀬戸内海が広がり,多様な気候風土を持っています。
今回は,そんな広島県内に息づく自然や生きものを観察した資料を御紹介します。

[新着案内]
『生きもの賛歌』
上野邦彦/著 風詠社 2015【H46.71/ウエク115ア】
長年子供たちと一緒に自然観察会を行ってきた元高校教諭の著者が,東広島市の里山に生息する生きものについて綴った観察記。
春の女神「ギフチョウ」との出会い,夜の自然体験で知るケモノたちの世界,季節はずれの初秋に光るホタルの話など,穏やかな語り口から自然界の生きものと直にふれあうことの大切さが伝わってくる一冊。

広島県内の自然や生きものを観察した資料は,まだまだあります!
本を片手に,野外に出かけてみませんか。

[他にも…]
『広島近郊の里山探訪:花と生きものガイド』
絢野眞理/著 ブックハウス 2002【H46/アヤマ102ア】
広島とその近郊の自然と生きものを,手軽に観察できるガイドブック。
四季ごとに,おすすめの場所と見どころが紹介されており,広島の豊かな自然を感じることができる。

『ひろしま野鳥図鑑』日本野鳥の会広島県支部/編著 増補改訂版
中国新聞社 2002【H48/ニホン102ア】
広島県内で確認された野鳥の生息状況とその変化をまとめた図鑑。種ごとに観察記録と生息分布,見られる時期などが書かれており,掲載された写真は,すべて広島県内で撮影されたものが使われている。

『広島県海岸・干潟生物調査マニュアル』
[広島県環境部環境対策局環境調整室/編] 改訂版 広島県 2008【H46/ケカン103bア】
瀬戸内海の海岸や干潟に生息する生きものの調べ方をまとめたマニュアル。準備物や採集道具のあれこれ,危険な生きものに刺されたり噛まれたりした場合の応急処置や予防法なども分かりやすく書かれている。

※【 】は,広島県立図書館の請求記号です。