広島の生物(H46/H732)
 日本生物教育会広島大会「広島の生物」編集委員会/編 第一法規出版/発行 1982
 県内の小・中・高等学校等の教師が,自らの目と足で確かめた1980年初頭の当県の自然,生物の一断面を示している。広島県の自然,広島県の植物,広島県の動物,広島県の天然記念物,広島県の自然と生物,広島県の生物とその教材化の6つの章に分かれている。

広島県の絶滅のおそれのある野生生物 -レッドデータブックひろしま-(H46/ヒロケ95)
 広島県/編 広島県環境保健協会/発行 1995
 広島県野生生物保護対策検討会において,県内で生息・生育が確認された動植物7510種の中から「広島県の絶滅のおそれのある野生生物(レッドデータブックひろしま)」として選定した300種(動物122,植物178)を和名,学名,選定要件,生息・生育地等の項目により紹介している。
 なお,写真を主にわかりやすく解説した普及版として『広島県の自然と野生生物:レッドデータブックひろしま』がある。

広島県植物誌(H47/タイカ97)
 広島大学理学部附属宮島自然植物実験所,比婆科学教育振興会/編 中国新聞社/発行 1997
 広島県の種子植物・シダ植物・コケ植物・地衣植物・淡水藻類の目録を中心に,広島県の植物相と植生や研究史を含む本格的な”植物誌”
 巻末の種類別植物学名,和名から検索できる。

広島県植物図選 1~5(H47/I53/1~5)
 井波一雄/著 博新館/発行 1981~1990 5冊
 全5巻からなる広島県の植物図集。巻末の和名索引により検索できる。図は主として野生の生品を用いて精写されている。

感潮河川の貝類(H48/Sh64)
 新川英明/著 渓水社/発行 1980
 県内の主な感潮河川(海水の影響する範囲の河川)に生息する貝類の生態についての研究書。河川ごとにまとめられており,巻末には索引がある。以後,1990年に刊行された『滅びゆく感潮河川の貝類』(広島経済大学地域経済研究所/発行)も所蔵している。

広島県昆虫誌 1,2(H48/ヒハカ97/1,2)
 比婆科学教育振興会/編 広島県昆虫誌刊行会/発行 1997 2冊
 広島県の昆虫についての「広島県昆虫総目録」が主要な部分を占める。広島県の自然史や昆虫分布の概要についての記述もある。広島県の昆虫に関する文献目録も付されている。巻末には,学名索引及び和名索引がある。

広島県の滝(H45/ケリン85)
 楠見久〔ほか〕/著 広島県林務部/編 佐々木印刷出版部/発行 1985
 広島県内の滝88か所について,図や写真を多く取り入れて,位置,成因,特徴などを記録している。
 付録として選出した広島県の滝の一覧表,『芸藩通志』に紹介されている広島県内の滝,広島県内における名勝指定等に関係のある滝が収録されている。

広島の気象百年誌(H45/チホウ84)
 広島地方気象台/編 日本気象協会広島支部/発行 1984
 沿革編,地誌編,災害編,資料編からなっている。資料編には,過去100年(1881年1月1日~1980年12月31日)の広島地方気象台,各測候所・観測所の気象データが収録されている。付録として,広島の365日の天気の出現率や原爆被爆時の広島の気象などが収録されている。

広島県の気象(H45/チホウ1/)
 広島地方気象台/編・発行 年刊
 月報をまとめたもの。当該年度の気象概況のほか台風や梅雨の状況,平均気温,降水量などのデータをまとめている。平成11年までの書名は『広島県気象年報』。
 なお,最近の月報は,広島地方気象台のホームページで閲覧できる。

中国地方地学事典(H45/チユウ87)
 中国地方地学事典編集委員会/編 中国新聞社/発行 1987
 中国地方の地層,岩石,鉱物,鉱床,化石,温泉,地すべり,天然記念物などの各用語について50音順に解説した事典。約1000項目を収録。巻末には,中国5県の地質年代別地層郡対比表がついている。

中国新聞社発行のつぎのシリーズもあります。
『広島県のキノコ』 比婆科学教育振興会・広島きのこ同好会/編 1992 
『広島県の山野草 春・初夏』  比婆科学教育振興会/編 1994
『広島県の山野草 夏・秋冬』  比婆科学教育振興会/編 1994
『広島県の淡水魚』 増補・改訂版  比婆科学教育振興会/編  1994
『広島県のチョウ』 広島虫の会/編 1982
『広島県の鳥』  比婆科学教育振興会/編 1983
『広島県の哺乳類』 広島哺乳類談話会/編 2000
『広島県の薬草』 神田博史/著 1994
『広島県の両生・爬虫類』 比婆科学教育振興会/編 1996