広島で“すむ”動物たち

 広島県内に暮らす動物たちを取り上げた資料を御紹介します。

[新着資料]

『くぅとしの:認知症の犬しのと介護猫くぅ』
晴/著,辰巳出版,2019【H64/ハル119ア】
保護犬しのは,10歳を超える高齢犬。著者の自宅で猫たちと一緒に暮らしていましたが,徐々に認知症の症状が現れ始めます。だんだん身体が動かなくなるしのを,最期まで「介護」したのは,保護猫のくぅでした。2匹が寄り添って暮らす様子を写した写真は,優しさに溢れています。

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『夢:YUMENOSUKE』
佐藤美由紀/著,双葉社,2016【H369/サトミ116ア】
殺処分寸前だった1匹の子犬が,「夢之丞(ゆめのすけ)」と名付けられ,神石高原町にある訓練所で,災害救助犬としての訓練を受けることになります。夢之丞が平成26年に発生した広島土砂災害をはじめ,国内外の災害救助現場で活躍するまでの成長記録です。巻末には,広島での犬の殺処分ゼロを目指す「ピースワンコ・ジャパン」プロジェクトが紹介されています。

『知っとる?動物のこと:続・ずっコミ』
南方延宣/他著,広島市みどり生きもの協会,2018【H48/ミナノ118ア】
広島市安佐動物公園の職員による,飼育にまつわる漫画とエッセイ集。オオサンショウウオの調査のために危険な夜の川へ入る,肉球がないレッサーパンダの足型をとるのに一苦労するなど,飼育員ならではのエピソードが満載です。

『うさぎ島:会いに行けるしあわせ動物』
福田幸広/写真,日経ナショナルジオグラフィック社,2015【H74/フクユ115ア】
竹原市の沖合にある大久野島は,別名「うさぎ島」と呼ばれ,約700匹のうさぎが暮らしています。うさぎのくつろぐ姿や毛づくろいの様子,「こうさぎデビュー」等,愛くるしい写真のオンパレードです。「しあわせ動物写真家」を名乗る著者独特のアングルが,うさぎの魅力を伝えています。

※【 】は,広島県立図書館請求記号です。