障害者サービスボランティア

 広島県立図書館では,視覚に障害がある方へのサービスとして,「声の目録」作成と対面朗読を,ボランティアの活動により行っています。

主な活動内容

・対面朗読 
 視覚に障害があるなど,自力で活字を読むのに困難な方を対象に,その要望に応じて,広島県立図書館所蔵の本や雑誌を朗読します。
 活動は不定期となります。広島県立図書館対面朗読室で実施します。

・「声の目録」の作成  (→「声の目録」詳細ページへ)
 「声の目録」とは,広島県立図書館所蔵の視聴覚資料で,貸出しできるCD・カセットテープ・DAISY(デイジー※)にどのようなものがあるか,カセットテープ,DAISYに録音して紹介したものです。
 毎月第2・3火曜日の午後に,県立図書館会議室で活動しています。

※DAISY(デイジー)とは
 活字による読書が困難な人のためのデジタル録音資料の国際標準規格であるDigital Accessible Information Systemの略称です。
 主にCD-Rに収録されていて,再生には専用の再生機又はパソコン用の再生ソフトが必要です。

ボランティアの声

 障害者サービスボランティアで活動されている方に,活動内容について伺いました。

活動で工夫していること
・「声の目録」作成の際に,原稿の読み上げを行います。
 声をからすことがないよう,こまめにうがいをするようにしています。
・原稿の読み上げの際には,できるだけ聞き取りやすいように話しています。
・視聴覚資料のケースに貼る点字を準備する際には,間違いのないよう必ず確認しています。

活動で苦労していること
・原稿を読み上げる際に,間やアクセントに注意して,聞き取りやすくなるよう考えています。
・人名,地名,英語などの読みに苦労しています。

活動でやりがいがあること
・視覚で情報を得ることが難しい方々の小さな支えになっていることを感じることです。
・録音していたものが完成した時はとても気持ちがいいです。
・普段の生活では接することのない,他のボランティアの人と一緒に作業することも楽しみの一つです。

【活動の様子】

「声の目録」原稿作成風景(写真)
原稿読み上げ風景(写真)

ボランティアの登録について

 広島県立図書館障害者サービスボランティア養成講座を修了された方及び同等の研修又は経験を積まれた方は,広島県立図書館障害者サービスボランティアとして登録することができます。詳しくは,広島県立図書館までお問合せください。

問合せ先

〒730-0052
広島市中区千田町三丁目7番47号
広島県立図書館 調査情報課 図書利用係
電話 082-241-4972
ファクシミリ 082-241-9799
電子メール hplibnet@hplibra.pref.hiroshima.jp