職員からのお薦め本(12月2日)

職員からのお薦め本

〇タイトル:『紅白歌合戦と日本人

〇著  者:太田 省一 /著

〇出 版 者:筑摩書房  2013(平成25)年

〇内  容:
 今年も早いもので12月。年末の風物詩はいろいろありますが,今回ご紹介する本は「紅白歌合戦」をテーマにした本です。
 大晦日の夜,時代を彩る歌手が一堂に会し,その年のヒット曲,懐かしの歌,心に残る名曲を歌い上げる,国民的番組。
 本書の中で紹介される美川憲一と小林幸子の衣装対決や,中島みゆきの「地上の星」黒部ダム中継,美輪明宏の「ヨイトマケの唄」など,懐かしく思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。曲や歌手・演出と共に,時代背景や日本の状況が紹介されており当時を身近に感じることができます。
 戦後の復興と共に始まった紅白歌合戦は,高度成長や東京五輪,震災などその時々の世相を反映し,時代と共に変化してきました。コロナ禍の今年は,海外を含む多くの視聴者に歌でエールを送り少しでも明るい気持ちで新年を迎えて欲しいとの思いで大晦日への準備が進められています。

○請求記号:【699.6/113オ】

(資料課 山根)


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