職員からのお薦め本(6月10日) 2020年6月10日 最終更新日時 : 2022年3月6日 kmsi 職員からのお薦め本 ○タイトル:『故郷の味は海をこえて:「難民」として日本に生きる』○著 者:安田 菜津紀 /著・写真○出 版 者:ポプラ社 2019(令和元)年○内 容: ネパールの豆を煮込んだカレー,カメルーンのトマト味のきいたオクラスープ,スパイスで香りづけされたシリアのコーヒー…。「おいしそう」と思わず言ってしまいそうな写真がたくさん掲載されています。 この本は,「難民」として日本に暮らす人たちが,著者のインタビューに故郷の料理をふるまいながら語ったことを紹介しています。 日本で暮らす私たちには,戦争に巻き込まれたり,政府から命を狙われたりといった体験を身近な問題として捉えるのは難しいかもしれません。それは,この本に登場する難民の方々も同じで,「まさか,自分がこんなことになるなんて」と口をそろえて言うそうです。 全編カラーで漢字にはフリガナがあるので,読みやすいつくりになっており,小学校高学年の子供さんから読むことができる一冊です。 ○請求記号:【369/ヤ】 (事業課 平田) 子供・青少年向けお薦め本 子供・青少年向けお薦め本はこちら