職員からのお薦め本(11月18日)

職員からのお薦め本

〇タイトル: 『認知言語学への招待

〇著  者: 辻幸夫/編

〇出 版 者: 大修館書店 2003(平成15)年

〇内  容: 
 認知言語学とは,言語を「認知」の視点から考える学問で,その歴史的背景は,プラトン哲学や聖書の時代から始まるそうです。
 この本では,認知を「こころの働き」と捉え,そのメカニズムや働きについて解説しており,私達が,普段使っている言葉について客観的に考えるきっかけになります。
 全6巻のシリーズ認知言語学入門として,意味・文法・コミュニケーション等の観点からシリーズが構成されています。      
 実は,この本は,当館が行っている図書館資料選定委員会議において,認知言語学専門の教授から高く評価された本の一冊です。この会議は,当館が,各部門の専門家を招いて実施しているもので,図書館の蔵書を直接御覧いただき,今後の収集方向について意見を伺う場です。
 当館は,専門性の高い図書や郷土資料を中心に調査研究に役立つ蔵書構成を目指しており,その検証のためにも専門家の知見を活かして適切な収集に努めています。
 「県立図書館ならでは」の専門書にチャレンジしてみませんか。

請求記号:【801/103イ/1】

(調査情報課 正井)


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