職員からのお薦め本(9月1日)

○タイトル:『自分を活かす色、癒(いや)す色:至福の色彩学』
○著  者:末永 蒼生/著
○出 版 者:東洋経済新報社  1998(平成10)年
○内  容:
 画家であり色彩心理研究家でもある著者は,色彩が人間の健康や精神面,能力の発達にどのような影響を与えるかについて研究してきました。
 絵を描くことは,マイナスの感情を吐き出し,人間の精神を癒す効果(セラピー効果)になり,笑顔を取り戻すきっかけとなることを,著者は被災地の子供たちと接して気付かされたそうです。
 また,自らが主宰する講座「色彩学校」の生徒が,ことばを色彩に置き換えるトレーニングを繰り返すことで,感性や発想が豊かになり,それを仕事に活かすことができるようになった結果,イキイキとした社会人生活を送るようになった例も挙げています。
 皆さんも,冒頭の「感性を磨く色彩レッスン」を活用して,気軽に色を楽しむ生活にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

○請求記号:【141.2/98ス】

(調査情報課 前田)