職員からのお薦め本(4月15日)

職員からのお薦め本

〇タイトル:『おにぎりの文化史:おにぎりはじめて物語 見るだけで楽しめる!』
〇著  者:横浜市歴史博物館/監修
〇出 版 者:河出書房新社 2019(令和元)年
〇内  容:
 私たちの生活になじみ深い食べ物「おにぎり」。形は丸・三角・俵,具は梅干し・昆布・ツナなど,現在のおにぎりのバリエーションは様々ですが,中世には,お金が入ったおにぎりがあったそうです。
 この本では,横浜市立歴史博物館の学芸員が,現代のおにぎり事情やおにぎりの歴史に迫る過程が紹介されています。
 浮世絵や『源氏物語』といった昔の文献におにぎりが登場するかどうかを調べたり,古代や中世,戦国時代の遺跡で発掘された炭化した米の塊を検証したり,復元土器を使って,古代の炊飯方法を試したりするなど,おにぎりに対して様々な方法でアプローチしています。
 古代から現代までのおにぎりの歴史をたどることで,日本人の食生活の歴史が見えてきます。写真やイラストが多く,楽しみながら読むことができます。

請求記号:【383.8/119ヨ】

(事業課 八田)


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