職員からのお薦め本(6月24日) 2020年6月24日 最終更新日時 : 2022年3月6日 kmsi 職員からのお薦め本 〇タイトル:『ニッポンの奇祭』〇著 者:小林紀晴/著 〇内 容:誰彼構わず泥を塗りたくる宮古島の「パーントゥ」,猪の頭が奉納される「銀鏡(しろみ)神楽」,馬に乗った武者が競い合う「相馬野馬追(そうまのまおい)」……こんなに珍しい祭りが日本で行われていることを御存知ですか? カメラマンである筆者は「古層(遠い過去の人々の姿)を祭りを通して見る」ことを指標として撮影しており,それぞれの土地の気候や歴史,消えゆく祭り・最近メディアに取り上げられて人気の出た祭り等,祭りの盛衰や背景も紹介しています。祭りが始まる前から土地の人々と交流する筆者が,稀有な祭りの本番の様子や終わった後の余韻まで追った,迫力のある写真も豊富な一冊です。 「奇祭」に馴れ親しんでいる子供達の描写を読んでいると,自分が子供の頃に楽しんだ地元の祭りが思い浮んできて,どこか懐かしい気持ちに浸ることができる本です。 〇請求記号:【S386.1/117コ】 調査情報課 渡邊 子供・青少年向けお薦め本 子供・青少年向けお薦め本はこちら