職員からのお薦め本(8月5日)
職員からのお薦め本〇タイトル:『原爆少年サッカー魂:W杯サッカー日本の礎』
〇著 者:今子正義 /著 〇出 版 者:南々社 2014(平成26)年 〇内 容: 昭和20~30年代,全国大会ベスト4入りの常連校だった,修道,広大附属,国泰寺,山陽高校を擁する広島は,高校サッカー王国と呼ばれていました。 これらの名門校で活躍した選手の多くは,原爆から生き残った少年たちでした。彼らは,瓦礫だらけのグラウンドを整備し,物資も食糧も乏しい中で,サッカーができる喜びを胸に,日々練習に励んでいたのです。 この本では,少年たちの被爆体験と昭和20~30年代の華々しい大会成績,そして卒業後の足跡を辿っています。 被爆75年を迎える今年,新型コロナウイルス感染症拡大防止のため,サッカーをはじめとするスポーツイベントが行えない状況となりました。スポーツを楽しむことができない状況は,少年たちが生きた戦時中と重なる部分もあるように思われます。 戦争も感染症もない,スポーツを楽しむことができる平和な世界が,いかに尊いものであるかを改めて感じさせてくれる1冊です。 請求記号:【H78/イママ114ア】 調査情報課 野村 ※ バックナンバーを御覧になりたいときは,右下の「1件」を「100件」に変更してください。 |
子供・青少年向けお薦め本
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