職員からのお薦め本(9月16日)

職員からのお薦め本

タイトル: 『人間ざかりは百五歳:七十,八十は鼻たれ小僧 わしらの人生これからこれから
著 者 : 大西良慶,平櫛田中/著
出 版 者: 山手書房 1979(昭和54年)
内  容: 
 「人生100年時代」と言われ,超高齢化社会を迎えている現在。
 とはいえ,「七十,八十は鼻たれ小僧」なんて大変恐れ多いと思うのですが,この本の著者の一人で,当時108歳だった彫刻家の平櫛田中さんは,そう感じられたようです。
 もう一人の著者,清水寺の僧侶大西良慶さんと平櫛さんが,100歳を超えるまでの人生を振り返りつつ,影響を受けた人,感じてきたこと,これからのことをユーモアたっぷりに語っています。
 約40年前の出版で,表紙カバーはなく,本文も茶色に変色して手に取ることをためらう方もあるかもしれません。しかし,二人の言葉は,少しも色あせることがありません。「いまが最高」とイキイキと語る様は,私たちに,勇気と希望,高齢化社会を生きるヒントを与えてくれます。

請求記号:【159/O66】

 (調査情報課 今岡)

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