○タイトル:『退屈な日常を変える偉人教室』
○著 者:五百田達成/著 文響社 2016(平成28)年
○内 容:この本は,25名の歴史上の偉人たちが,自分の人生を振り返り,自ら語るというスタイルになっています。イタリアの彫刻家ミケランジェロは,「仕事ってかったるい,と思ったら」と題して,仕事とやりがいについて語っています。ミケランジェロは彫刻の仕事が大好きで,天職だと思っていました。ところが,依頼があるのは,絵を描く仕事ばかりで,偉い人の頼みなので断ることもできませんでした。そんなミケランジェロが挙げた,「やらされ仕事」をするときの二つのポイントは説得力があります。他にも,「人生は流されるくらいでちょうどいい」(近松門左衛門)等,偉人たちも悩みながら生きてきたことが描かれています。なお,偉人たちのエピソードは,史実や伝記等に基づいて書かれています。
○請求記号:【280.4/116イ】