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郷土資料で調べるJR三江線あれこれ

 

 広島県三次駅と島根県江津駅を結ぶ三江線(さんこうせん)は,平成30年3月末に全線廃線となります。今回はその三江線にまつわるレファレンスを2件御紹介します。


 一つ目は,「昭和30年~昭和40年頃に三江線を走っていた車両の型番が知りたい。同じ時期に蒸気機関車が走っていたかも知りたい。」という質問です。昨年10月~12月に安芸高田市歴史民俗博物館で開催された『さよなら三江線』の展示図録を確認したところ,「三江線を走った車両」が写真入りで紹介されていました。その中には,貨物列車として運行されていたC56形機関車の写真もありました。
 また,『広鉄運転80年のあゆみ』には,昭和47年に運行していた列車の型番として,「キハ11」と「キハ20」が記載されていました。「キハ」は,ディーゼルエンジンなどの熱機関を動力とする普通車を意味します。


 二つ目は,「三次市の尾関山にある三江線のトンネルに,城門に見立てた模型を作って絵葉書にしたらしいが,本当なのか知りたい。」という質問です。写真図録などに載っているかもしれないと思い確認したところ,『三次・庄原の昭和:写真アルバム』に,その絵葉書が掲載されていました。解説に,「昭和14年(略)工事が中断していた三江線尾関山トンネルを城門に見立て、南京城陥落の模型を造り、国民の戦意高揚を図ったもの。」とありました。


 現在,当館所蔵の郷土資料を紹介する展示を行っています。三江線関係の資料もありますので,是非ご覧ください。一部を除き,貸出し可能となっています。


 資料展示「広島の魅力・再発見!~広島がもっと好きになる「郷土」資料特集~」
  http://www2.hplibra.pref.hiroshima.jp/?page_id=2821


 今回御紹介したレファレンス事例2件は,国立国会図書館レファレンス協同データベースで詳しく紹介しています。
  http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000232396
  http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000232469