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林芙美子と屋久島

 

 「「屋久島では,月に35日雨が降る」という文章を書いたのは,林芙美子だったと思うが,どの作品に書かれたのか知りたい。」という質問がありました。
 当館蔵書検索システムの「キーワード検索」で,「林芙美子」「屋久島」と入力して検索しました。ヒットした資料を調査すると,『林芙美子女のひとり旅』に,林芙美子が小説『浮雲』の取材のために,屋久島を訪れていたことが分かりました。出典は,『林芙美子全集 第16巻』に収録の「屋久島紀行」ということも分かりました。早速「屋久島紀行」を確認したところ,「一ヶ月三十日は雨だと聞いたが、陰気な雨であった。」という一文が見付かりましたが,利用者が探している「35日」とは日数が違います。
 次に小説『浮雲』を確認しました。本文を読み進めると,小説の終盤で「はア、一ヵ月、ほとんど雨ですな。屋久島は月のうち、三十五日は雨というぐらいでございますからね……」と語る場面が見付かりました。
 これらの資料を御覧いただき,調査を終了しました。

 国立国会図書館レファレンス協同データベースでも紹介しています。
 http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000198036