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平成28年5月 楽器の音を色に例えて書いた本

 オーケストラの楽器の音を,色に例えて書いた本はないかという質問がありました。
 『色彩科学事典』の「色と共感覚,色聴現象」の項目に,「カンディンスキーは「フルートはライトブルー,ファンファーレは赤,ホルンは紫…」と述べている.」という記述がありました。
 そこで,カンディンスキーの著作を調べたところ,『抽象芸術論』の「形態言語と色彩言語」中に,関連の記述があることが分かりました。
他に,色彩関係の資料を調べたところ,『色彩用語事典』には,楽器の音の高低や鋭さが,色彩の明度や彩度に関係することが書かれていました。
 また,『色の秘密:最新色彩学入門』には,「すみれ色のオーボエの音色」「茶色のコントラバス」「橙色になり響く金管楽器」などの記述がありました。
 国内の学術論文を探すことができるデータベース「CiNii Articles(サイニィ アーティクルズ)」で,「音」や「色」のほか,これまでの調査で出てきた「共感覚」というキーワードで検索したところ,参考になりそうな論文がヒットし,本文も見ることができました。質問のあった利用者の方には,これらの資料を紹介しました。
 

 国立国会図書館レファレンス協同データベースでも紹介しています。
 http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000192255