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太田川のプロペラ船

 県西部を流れる太田川は,流路延長103km,流域面積1,710㎢の一級河川です。

 この太田川で,1925(大正14)年ごろに就航していたプロペラ船について,船名や大きさなどが知りたいという質問がありました。プロペラ船とは,船尾あるいは客室の屋根の上などにプロペラを取り付けて推進力を得る船のことです。
 太田川に関する資料を調査したところ,『太田川ものがたり』という資料に,軍用飛行機用エンジンを搭載した船を作成したことに関する記述が見つかりました。また,『ふるさと安佐:安佐町郷土史研究会会報 第7号』には、1925(大正14)年1月9日に初めて航行したことや,使用した船が長さ五間(約10メートル),幅一間(約2メートル)の大きさだったという記述がありました。他にも,『太田川今昔:昭和56年度』という資料では,地域の方の回想で「交通機関として飛行艇と云うてバタバタ、バタバタと大きな音を立てて通っていました」という記述も見つかりました。
 次に,太田川流域の市町村史を調べたところ,大正末期にプロペラ船が就航していたという記述はありましたが,船の具体的な情報はありませんでした。

 船の名前や写真などは見つかりませんでしたが,利用者の方にはこれらの資料を紹介しました。


 今回御紹介したレファレンス事例は,国立国会図書館レファレンス協同データベースで詳しく紹介しています。
 http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000215855